2026年8月18日に、Varonisは、Microsoft Copilot Personalにおいて発見した一連の脆弱性に関する調査結果を公表した。また同日、Rapid7が2026年第2四半期のサイバー脅威の動向をまとめたレポートを公開した。
AI情報通:8月20日15時の情報
AIアシスタントにおける脆弱性の調査結果
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Varonis "CoSnitch: When Your AI Assistant Becomes Its Own Whistleblower"
米国のデータセキュリティ企業Varonisは、Microsoft Copilot Personalにおいて発見した、一連の脆弱性「CoSnitch」に関する調査結果を公表した。
本記事では、利用者が攻撃者の用意したリンクを開くと、Copilot上で意図しない命令が本人の確認なく実行され、接続済みアプリから取得した情報が外部へ送信される可能性があったと述べている。
Varonisは、2025年12月にMicrosoftへ同脆弱性を報告し、Microsoftは2026年8月18日に修正を適用したと説明している。また、公表時点で実際に悪用された事例は確認されていないとしている。[リンク]
Varonis. "CoSnitch: When Your AI Assistant Becomes Its Own Whistleblower", August 18, 2026(公開確認)
https://www.varonis.com/blog/cosnitch
2026年第2四半期のサイバー脅威動向
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Rapid7 Labs "Quarterly Threat Landscape Report"
Rapid7 Labsは、2026年第2四半期における脆弱性の悪用、国家関連のサイバー攻撃、ランサムウェア及びダークウェブ上の活動等を分析したレポートを公表した。
本レポートでは、深刻度の高い脆弱性の公表が増加し、実証コードがより早く公開されるとともに、攻撃者による悪用までの期間も短くなる中で、従来の定期的な修正対応や深刻度のみに基づく優先順位付けでは、脅威の拡大に追いつきにくくなっていると指摘している。
その上で、Rapid7 Labsは、企業や組織が脆弱性への対応を検討する際には、深刻度だけで一律に判断するのではなく、外部から実際に悪用される可能性や重要なシステム等への影響を踏まえ、対応の優先順位を判断する必要があるとしている。[リンク]
Rapid7 Labs. "Quarterly Threat Landscape Report", August 18, 2026
https://www.rapid7.com/research/report/quarterly-threat-landscape-report/
その他のAI関連情報
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OpenAI:”Offering Zero Data Retention for frontier models”(2026年8月19日)
OpenAIは、対象となるAPI顧客の入力内容やモデルの回答を保持しない「Zero Data Retention」を、フロンティアモデルでも継続して提供するため、新たな安全対策「Private Safety Processing」のプレビューを公表した。本記事では、同対策について、顧客データをOpenAIの担当者に開示することなく不正利用の兆候を把握することで、データ保護とAIの安全確保の両立を図るものとしている。
https://openai.com/index/offering-zero-data-retention-for-frontier-models/ -
Bitdefender:”SilkParasite: Tracking a China-Nexus APT Across Central Asia”(2026年8月19日)
ルーマニア発のサイバーセキュリティ企業であるBitdefenderは、中央アジアの政府機関等を標的とする継続的なサイバースパイ活動に関する調査結果を公表した。本記事では、攻撃に用いられたマルウェアや侵入・潜伏手法等を分析した結果として、一部の攻撃ツールの開発にAIが補助的に利用された形跡があるとし、この評価の確信度は中程度だと述べている。
https://businessinsights.bitdefender.com/silkparasite-tracking-china-nexus-apt-across-central-asia -
OpenAI:”Pacing model development in an era of cyber-critical capabilities”(2026年8月18日)
OpenAIは、モデルのサイバー能力の高度化を受け、最新モデルの開発ペースを一時的に減速し、その一環として強化学習を2週間停止したと公表した。本記事では、研究環境の隔離や監視、アラインメント対策を強化するとともに、計画中のフロンティアモデル向けの強化学習のうち、最大規模のものは引き続き保留していると述べられている。
https://openai.com/index/pacing-model-development-cyber-capabilities/
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