2026年8月27日に、OpenAIを含むAI企業、クラウド企業、サイバーセキュリティ企業等が、AIを利用したサイバー攻撃の拡大に備え、防御強化を呼びかける文書を公表した。
AI情報通:8月31日15時の情報
AIを利用したサイバー攻撃に対する防御強化の呼びかけ
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OpenAI "A call for collective action on cyber defense"
OpenAIは、AI企業、クラウド企業、サイバーセキュリティ企業、金融機関等の組織と連名で、サイバー防御の強化を呼びかける文書を公表した。
同文書では、AIモデルの能力が高まる中、今後数か月でAIを利用したサイバー攻撃が一層広範かつ高度になること、及び、サイバー防御の強化に残された時間は限られることを指摘した。一方、AIの進歩は、防御側が脆弱性に対処するための新たな手段にもなり得るとしている。
上記を踏まえ、組織に対してサイバー防御を経営上の優先課題とすること、政府に対して重要インフラの防御や脅威情報の共有をすること、及び、インシデント対応等を支援することを求めている。また、先端AI開発企業に対しては、防御側に責任ある形でモデルへのアクセスを提供するとともに、資金、訓練及び実務的な支援を行うよう呼びかけている。[リンク]
OpenAI. "A call for collective action on cyber defense", August 27, 2026
https://openai.com/collective-cyberdefense/
その他のAI関連情報
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Centre for Long-Term Resilience:”AI loss of control incidents are worsening, shows CLTR analysis”(2026年8月29日)
英国の非営利組織Centre for Long-Term Resilience(CLTR)は、X上で報告されたAIの「制御逸脱」を対象とした分析の結果を公表した。同組織は、監視開始当初と比べて重大度の高い事例が増加していると分析し、英国政府に対し、重大な事例の監視・報告の義務化、緊急時の対応権限の整備及び国際連携の強化を求めている。
https://www.longtermresilience.org/reports/ai-loss-of-control-incidents-are-worsening-shows-cltr-analysis/ -
Anthropic:”Automated researchers can reliably mitigate alignment failures”(2026年8月28日)
Anthropicは、AIエージェントにモデルの学習と評価を自律的に行わせ、意図しない振る舞いの軽減可能性を検証した研究結果を公表した。本発表では、複数の実験で改善が確認された一方、対象とした問題や能力評価の範囲は限定的であり、より広い安全性課題への有効性は未検証と述べられている。
https://www.anthropic.com/research/automated-researchers-mitigate-alignment-failures -
Tencent:”Tencent Releases and Open-Sources Tencent Hy4 preview”(2026年8月28日)
Tencentは、大規模言語モデル「Tencent Hy4 preview」をリリースし、オープンソース化したと発表した。本記事では、複数のエンジニアリングタスクに対する各モデルの出力を社内専門家が比較評価した結果、Hy4 previewの平均評価がKimi K3及びGLM-5.3をわずかに上回ったとしている。
https://www.tencent.com/tencent-releases-and-open-sources-tencent-hy4-preview/ -
英国政府:”Five Country Ministerial Communiqué 2026”(2026年8月28日)
英国政府は、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、英国及び米国の治安・安全保障担当閣僚会合での協議内容と、今後の協力方針をまとめた共同声明を公表した。同声明は、国家による脅威、テロ、重大イベントの警備及び国境を越える重大・組織犯罪等を取り上げており、AIについてもその一項目として、国家安全保障・公共安全への影響や、政府による追加的な検証が必要となり得るAIモデルの特徴を協議したとしている。
https://www.gov.uk/government/publications/five-country-ministerial-communique-2026/five-country-ministerial-communique-2026 -
ベトナム政府:”Gov't approves National AI Strategy”(2026年8月28日)
ベトナム政府は、2030年までの国家AI戦略及び2045年までの長期方針を正式に決定した。本記事では、AI人材の育成、データ・モデル及び計算基盤の整備、AI技術の研究開発、行政・産業への導入、国内AI企業・エコシステムの育成並びに安全で信頼できるAIガバナンスの構築を推進する方針が示されている。
https://baochinhphu.vn/chien-luoc-quoc-gia-ve-tri-tue-nhan-tao-den-nam-2030-tam-nhin-den-nam-2045-102260828184636823.htm -
Anthropic:”Previewing the Model Hardware Standard”(2026年8月27日)
Anthropicは、AIエージェントが研究機器やロボットアーム等の物理機器を安全に操作するための共通仕様「Model Hardware Standard」のプレビューを発表した。本発表では、機器ごとに異なる接続・制御方法を標準化することによる機器の接続・統合作業の負担低減を目指し、安全評価とベストプラクティスの整備を進めていく方針を示している。
https://www.anthropic.com/news/model-hardware-standard-research-preview
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